新生活、キラキラの裏側に潜む影? 5月病にならないための処方箋💊
新緑が目に眩しい五月
新しい環境での出会いや挑戦は、私たちを大きく成長させてくれる一方で、知らず知らずのうちに心と体に小さな負担をかけていることもあります
ゴールデンウィーク明けに「なんだか気分が優れない」「疲れが取れない」といった不調を感じ始める人も少なくありません。
これは一般的に「五月病」と呼ばれる、新生活特有の心身のSOSサインかもしれません。
せっかくの新しいスタートを、どんよりとした気分で過ごすのはもったいない
そこで今回は、新生活を元気に乗り切り、五月病の影を追い払うための処方箋をお届けします
処方箋1:頑張りすぎない勇気を持つ
新しい環境に身を置くと、「早く馴染まなければ」「期待に応えなければ」と、ついつい頑張りすぎてしまうものです。
しかし、エンジン全開で走り続けると、いつかガス欠を起こしてしまいます。
まずは、肩の力を抜いてみましょう。完璧主義を手放し、「まあ、いっか」と少しだけ自分に甘くなることも大切です。
できないことは素直に周りの人に頼ったり、時には休憩を挟んだりする勇気を持ちましょう。
処方箋2:小さな「好き」を大切にする
新しい生活は、何かと気を遣うことが多いもの。そんな時こそ、自分の心を満たす時間を持つことが大切です。
趣味に没頭する、美味しいものを食べる、音楽を聴く、散歩をする…どんな小さなことでも構いません。自分が「楽しい」「心地よい」と感じる時間を意識的に作り、心の栄養補給をしましょう。
処方箋3:睡眠と食事は心の土台
心と体の健康は、日々の生活習慣という土台の上に成り立っています。特に、睡眠と食事はメンタルヘルスに大きく影響します。
毎日同じ時間に寝起きし、質の高い睡眠を確保しましょう。寝る前のスマホ操作は控え、リラックスできる環境を整えることが大切です。
また、バランスの取れた食事は、心と体のエネルギー源。特に、セロトニンという「幸せホルモン」の材料となるタンパク質を意識して摂ると良いでしょう。朝食をしっかり食べることも、一日のリズムを整える上で重要です。
処方箋4:誰かと繋がる安心感
新しい環境で孤立してしまうことは、心の大きな負担になります。積極的に周りの人とコミュニケーションを取り、信頼できる人間関係を築きましょう。
もし、不安や悩みを抱えているなら、遠慮せずに誰かに相談してみてください。話すだけでも気持ちが楽になることがあります。家族、友人、同僚、誰でも良いのです。「一人じゃない」という安心感は、心の支えになります。
処方箋5:変化を楽しむ心の余裕
新生活は、変化の連続です。予期せぬことや、思い通りにいかないこともあるかもしれません。
そんな時は、焦らず、変化そのものを楽しむくらいの心の余裕を持ちましょう。
「これも新しい経験だ」「きっと何か学びがあるはずだ」と、ポジティブな視点を持つことで、困難も乗り越えやすくなります。
おわりに・・・
五月病は、誰にでも起こりうる心の風邪のようなものです。早めのケアを心がければ、悪化を防ぎ、元気に過ごすことができます。
もし、「なんだかいつもと違うな」と感じたら、今回の処方箋を参考に、ご自身の心と体と向き合ってみてください。
そして、素敵な新生活を謳歌してくださいね。
もし症状が改善しない場合は、専門機関への相談も検討してみてください。
あなたは決して一人ではありません
参考サイト
新百合ヶ丘総合病院
https://www.shinyuri-hospital.com/column/co-medical/column_riha_no37.html
静岡ひかり医院 ブログ
参考文献
https://amzn.asia/d/63pRFUw