2025/10/01

ヨガとピラティスの違いは?

「ヨガ」と「ピラティス」、最近様々な場所でこの言葉を目にしませんか?
2つともフィットネスの1種ですががその違いは?と聞かれると…?

今回のコラムでは今人気のフィットネス、この2つの違いを見てみましょう!

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起源の違い
ピラティスよりもヨガのほうが発祥が早く、ヨガは4,500年前の古代インドにルーツがあります。
筋力トレーニングなどの目的ではなく、修行方法など精神の安定にフォーカスしているのが特徴です。
そのため、筋力向上などよりも、心身の安定を目的としています。
一方ピラティスは、ドイツ出身のジョセフ・ピラティスが1920年台に戦争で傷を負った兵士のリハビリ目的で開発したエクササイズです。
リハビリとして生み出されているため、体に負担をかけずに筋肉をつけるのが目的です。
ヨガは心身の安定を、ピラティスはインナーマッスルなどの筋力強化を目的としているのが大きな違いです。

呼吸法の違い
ヨガは「腹式呼吸」を中心にリラックスを促進し、鼻から吸って鼻から吐くのが基本です。
ゆっくりと腹式呼吸をすることでリラックス効果を生み出す副交感神経が優位になります。
ピラティスは「胸式呼吸」を用いて筋肉のコントロールを重視、鼻から吸って口から吐きます。
胸式呼吸は体の動きが活発な時に働く交感神経が優位になります。
エクササイズや内容の動きの違い
ヨガは内面的な安定を目指し、静止したポーズやストレッチを重視する一方、ピラティスは筋力向上や体幹の強化を目的として流れるように動きを続けるのが大きな違いです。
使う器具の違い
ヨガは基本ヨガマットだけを使用し、時々ヨガベルトやヨガブロックを使う事もあります。
ピラティスはマットとマシンの上で行う2種類があることが特徴です。
ヨガもピラティスともマット上で行えるため、高齢者や運動不足の方でも挑戦しやすいでしょう。
アプローチの違い
ヨガはポーズ、呼吸法、瞑想の3つで構成され、心身のバランスを整えます。
また関節の可動域を広げたり、ストレッチの効いたポーズを取るため、高いストレッチ効果を得られます。日常生活で使わない筋肉が刺激されることで、血流が促進されるなどデトックス効果も期待できるのがヨガの特徴です。
一方でピラティスは、リハビリに用いられていることやインナーマッスルを刺激することから、体幹を鍛える効果が期待できます。
インナーマッスルとは、体の中心部にある筋肉で、通常の筋力トレーニングで鍛えるのは難しいといわれていますが、ピラティスのエクササイズでは、インナーマッスルを鍛え、背骨や骨盤を正しい位置に整える効果があり、姿勢の歪み改善も期待できます。

効果の違い
精神安定、ストレス軽減、リラックス効果、柔軟性向上をメインで効果を得たい方は「ヨガ」、インナーマッスルや筋力向上・強化、姿勢改善を目指したい方は「ピラティス」がおすすめです。

 

《まとめ》
ヨガとピラティスの違いは、効果や成り立ち、呼吸法、使用する器具などにあります。
特に、ヨガは精神安定やリラックス効果、ピラティスはインナーマッスル強化など目的が異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。 自分に合った方法を選ぶためにも、ヨガとピラティスを一度体験してみてはどうでしょうか。
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参考文献:
ヨガとピラティスの5つの違い|共通点や向いている人の特徴も解説 | からだにいいこと